2006年4月24日月曜日

サラリーマンという生き方

サラリーマンという生き方をちょうど22年間続けた。週休2日だったので実働週5日で単純計算すると年間260日、そのうち祝日や休暇を合わせて14日とすると、246日だから22年間で5412日になる。一日8時間労働として、43296時間。途方もない時間だ。しかしながら、この時間のどれだけを本当に創造的、生産的なことに使ってきたのだろうか?社内調整や冗長な会議等で無駄に消費された時間を感覚的だが全体の3割とすると、前向きなことに使った時間が30307時間程という計算となる。会社を辞めてフリーとなった今は持ち時間すべてを自分の思うようにデザイン出来るので、一日12時間を生産的なことに使うとすると、その30307時間は2526日分、平日と土日の区別はないので、この日数はおよそ7年分にあたる。実際には残業や土日の在宅勤務もあるので正確ではないにしても、ひとつの目安として、今後7年あれば、時間的には会社にいた時に成し遂げたことと同等レベルのことはやれる、ということである。

新しいことを始める時に人は必ず年齢のことを気にするし、逆に年齢を気にして行動を起こせない人も多いようだが、これはある意味言い訳あるいは錯覚に過ぎないのではないだろうか?実際のサラリーマン生活というものは上記以上に自分の持ち時間を犠牲にした生活を強いられるものだ。理不尽なストレスも多い。大切なことは年齢よりも、自分の持ち時間をどう上手に使うかということに尽きるであろう。

時間で拘束されない生活を手に入れてまず思うのはそんなことである。。。

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