2006年5月14日日曜日

いい加減目覚めなさい!

3月初旬に退社を表明してから、勤めていた会社の内外のいろいろな皆さんに声を掛けていただき、ほぼ毎晩多彩なメンバーとの小宴が続いている。3月中にスケジュール出来なかったものは4月中にお願いして、5月連休中は肝臓の為にも少し休ませていただき、連休明けからはまた夜な夜なさまざまなお誘いへのお付き合いが続いている。

会社を辞めた側も、残る側も、皆が皆、人生を精一杯生きているのは間違いない。壮行会や激励会のようなものから、身の上相談会のようなもの、愚痴っぽいものから、明るい未来を語る会のようなものまで、多士済々の面々が開いてくださるそれらの会では励まされたりあらためて考え込まさせられたり。。。いずれにしろ、大勢の人達のお心遣いには心から感謝をしているし、会社を辞めたところで、本当に大切な人達との交流や絆はこれからも続いて行くはず、と信じている。

「女王の教室」という日テレのドラマで、天海祐希扮する主人公の阿久津真矢が「いい加減目覚めなさい!」という台詞を子供達に対してよく使っていたが、私は40代後半にして、幸か不幸か、ようやく「目覚めた」。ただ、ドラマと同じで、目覚める為にはさまざまなショック療法が必要だったのだと思う。会社を辞める決断に至るまでの最後の数年間は本当に散々な目に遭った。

「何かを得るためには何かを代償にしなければならない」「失うものがあれば必ず得るものもある」は人生の基本哲学。自分の人生において本当に大きな物を得るための真のチャレンジがまさに今始まったのだと感じている。どんな些細なことでも、日々の新しい発見や気付きを大切にしていきたいと願う。

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