2006年8月1日火曜日

すべては気の持ちよう

今日から8月だ。まさに光陰矢のごとし。

長い年月、ドッグイヤーの中で生きてきた。一分一秒を無駄にすることなかれ、と生き急いできた。常に時間に追われ、勝負に勝つために、いつも一刻を争う、先を急ぐ、というのが習性になっている。

4月からフリーな生活をするようになり、時間は十分にあるのに、習性とは恐ろしいもので、それでもまだ気が付くといつも先を急ごうとしている。今、自分にとって何よりも大切なことは、ペースを落としてスローダウンすることだ、とわかっているにも関わらず。。。

先日、こういう習性は意識的に気の持ちようを切り替えないと変わらない、と痛感した。車を運転している時のことだ。車を運転する時にも、気が付くといつも先を争っている。一分一秒でも早く目的地に着こうとしているのだ。だから、信号に引っかかったり、ちょっとした渋滞でも、自然にだんだん苛立ってくる。ふとした瞬間にその馬鹿馬鹿しさに気が付き、気持ちに余裕を持とう、と心掛けてみると、さっきまでのいらいらが嘘のように、ゆったりとした気分で優しい運転が出来た。

すべては気の持ちようである。幸せも苦難も同じことだ。周囲からは何一つ不自由のない恵まれた立場に見える人でも、その人の気の持ちようがネガティブであれば決して幸せとは言えない。同様に、どんな苦難でも、それを糧とするポジティブなマインドで臨めば、多くの幸せを呼び込むことが出来るのだ。

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